建築物を建てるために必要な土地の造成工事とは?
今回は「造成」をテーマにブログを綴りました。
造成工事と言いましても、色々な工事がありますが、今回は弊社での実例を踏まえて、いくつかご紹介したいと思います。
宅地造成工事
弊社、取組事業として、『宅地造成工事』があります。
宅地造成工事とは、田・畑・駐車場更には建築物付きの土地等を、新しく建物が建てれるように土地を整備する工事になります。
整備内容としましては大きく3つに分けられます。
1.田・畑のやわらかい土や駐車場のアスファルトの撤去、古くなった住宅の解体(※基礎などの埋設物の撤去も含む)を行い、
砕石等の新しい土を搬入の上、充分な転圧を行い、地盤を形成する工事
2.水道・下水管・ガス等の配管の引き込み等、生活にかかせないライフラインを土地に整備する工事
3.隣地との高低差がある場合、土がこぼれないようにする為、将来建築される建築物の重みや土自体の重みに耐えうる擁壁工事
(※すでに既存擁壁がある場合でも、強度がもたないことも有り、既存の擁壁を撤去し、新たに擁壁を設置する場合もあります。)
造成工事施工例
ケース1(畑からの宅地造成工事)
造成工事前
造成工事中
擁壁工事着工中
擁壁工事仕上がり
造成工事完了
ケース2(中古住宅付き土地から分譲宅地への再整備)
造成工事前
建物解体後
擁壁工事着工中
擁壁工事仕上がり
造成工事完了
上記の様、土地の造成工事は建物を建築する為に1番初めに行われる重要な工事となります。
お家を検討の方は、完成した土地をご覧になることが多いと思いますが、このように事前に造成工事を完了させてスムーズに建築できるようにしているわけです。
テーマ「宅地造成工事」ご覧頂き有難う御座いました。